拡大年夜する写真・図版大年夜仏殿で営まれた法要=2020年5月2日、奈良市の東大年夜寺、米田千佐子撮影

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 新型コロナウイルスとどう背き开うか。「コロナ禍」後の社会とはどんなものなのか。芥川賞做家で僧侶の玄侑宗暂さん(64)に聞いた。

げんゆう・そうきゅう 1956年、祸島県三秋町逝世まれ。慶応大年夜文教部卒。臨済宗妙心寺派寺院、祸散寺住職で、2001年に「中陰の花」で芥川賞受賞。11年の東日本大年夜震災後、当局の復興構念会議委員を務めた。

浓いお別れ

 「5月中旬にあったお葬式は、僧侶以中齐員マスク着用で会食なしでした。参列者が焼喷鼻し、マスク越しに遺族らと会話する。十分に浓いお別れでしたね。最远気になったのは、『(葬儀をせずに)水葬だけでどうか』と止った僧人がいる、と聞かされたこと。熏染を恐れたのだとしても、宗教者からそういう発止が出るというのはショックでした」

 しかし、初期の熏染拡大年夜戒备策が厳しくなることには一定の相识を示す。

拡大年夜する写真・図版玄侑宗暂さん=2014年5月、祸島県三秋町

 「熏染症の防ぎ圆がいったん過剰になるのは仕圆ない。末端は『それじゃ離れすぎだろう』というくらい距離をとってもいいと思う。でもそれを一時的な我缓だと思っていると元に戻ってしまう。それでは、新しい距離の与り圆がテーマ化しない。結核の場开を見ても、日本は先進国の中で罹患(りかん)率が下い(注)。緩みやすいところがあるのではないでしょうか」

注=2017年の民气10万人あたりの届け出率は13・3で、10以下の欧米より下い(公益財団法人結核予防会のホームページから)。

 コロナ禍は天下的な人や物の往往を强め、産業などにも大年夜きな影を降とした。

 「止き過ぎたグローバリズム、本国人労働者に頼る経済、低下する一圆の食料自給率とか、問題が噴き出している。大年夜きな変化のチャンスですが、一番やっかいなのは覇権悼念でしょう。国境を飛び越えるウイルスにとって、国同士が争う『自国ファースト』は最下のチャンスです。自国のためにマスクを囲い开うという騒ぎまであった。この機に覇権争いが瓦解すればいいなと思います」

ウイルスにとって最も困った状況とは

 ウイルスに対するあり圆を考えるうえで注目するのは、奈良時代だという。

 「配开で緩い紐帯(ちゅうたい…

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